■ ID | 545 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 単細胞緑藻クラミドモナスの鞭毛再生に及ぼす農薬の影響 |
■ 著者 | 清水優
富山大学 田中大祐 富山大学 中村省吾 富山大学 田中仁志 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | バイオアッセイ研究会、日本環境毒性学会 |
■ 出版年 | 2006 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第12回バイオアッセイ研究会・日本環境毒性学会合同研究発表会、平成18年9月2日 |
■ 抄録・要旨 | 河川などに流出した農薬を迅速かつ簡便に検出するためのバイオアッセイの構築が可能かどうかを検討するため、単細胞緑藻クラミドモナス(Chlamydomonas reinhardtii)の鞭毛再生や、この研究を進める中で見出された鞭毛切断・短縮への農薬の影響を調べた。
クラミドモナスは、その鞭毛が切断されると、農薬を含まない培地中では約2時間でほぼ切断前の長さにまで鞭毛を再生することが確認された。次に、鞭毛切断後、様々な濃度の農薬に曝露させたところ、各農薬に特徴的な鞭毛再生の阻害パターンが観察された。そして、各農薬の鞭毛再生への半数阻害濃度IC50(30min)を求めたところ、オクタノール/水分配係数の高い順に阻害の強さが見られた。 |
■ キーワード | クラミドモナス、鞭毛再生、農薬 |
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